【初学者向け】仮引数と実引数について

この記事の内容

この記事ではJavaメソッドで使う引数について解説していきます!

  • 引数とは
  • 仮引数とは
  • 実引数とは
  • まとめ

引数とは

引数とはメソッドを定義、呼び出す際に出てくる言葉です。
メソッドに対して必要な値を渡す役割があります。
引数はメソッドを定義する時、呼び出す時とでそれぞれ指定する必要があります。この定義する時に使う引数、呼び出す時に使う引数が仮引数と実引数の違いになります。

結論から言うと、メソッドの定義の時に使う引数が仮引数。メソッドを呼び出す時に使う引数が実引数です。

ではここからはもう少しだけ仮引数と実引数について説明していきたいと思います。

仮引数とは

仮引数とはメソッドを定義する際に指定する引数のことです。メソッドを定義する際、()内に引数を指定します。
以下は足し算を行うsumというメソッドを定義しています。

public int sum(int number1, int number2) {
    int sumNumber = number1 + number2;
    return sumNumber;
}

上記のメソッドの定義では引数としてint型の変数number1とnumber2を指定しています。
このnumber1とnumber2は仮引数と呼ばれるものです。メソッド内の処理で使用されています。

このようにメソッドを定義する際に指定され、メソッド内の処理で使われる引数のことを引数の中でも仮引数と呼びます。

実引数とは

では、続いて実引数について説明をしていきます。
実引数とはメソッドを呼び出す時に指定する引数のことです。

先ほどの足し算を行うメソッドを例に説明していきます。定義したメソッドを呼び出す際は以下のように呼び出します。

sum(2, 3);

sumメソッドは引数としてint型の値を2つ渡す必要があるため、上記のように()内にint型の値を2つ渡します。
この時、メソッドの呼び出しを行う際に指定している引数のことを実引数と言います。上記の例では2と3が実引数になります。メソッドは呼び出しの際に指定された値を用いてメソッド内の処理を行います。

この実引数ですが、こちらは変数で指定することもできます。
以下はsumメソッドに変数を指定して呼び出した例になります。

int num1 = 2;
int num2 = 3;
sum(num1, num2);

このように必ずしも具体的な値である必要はなく、型が合っていれば変数を指定しても問題ありません。
また、sumメソッドを定義した際の仮引数の変数名と同じにする必要もありません。上記のように型が合っていれば実引数として渡す変数名はnum1とnum2のようになっていても問題ないです。

まとめ

今回は仮引数と実引数について解説をしてきました。
慣れてしまえばそこまで難しい内容ではありませんが、私自身Javaを学び始めの頃は違いを理解せずになんとなく扱っていました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。

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